宇宙とほし
こんにちは。管理人のうさばらしです。
これから先は、ディズニーキャラクターと私たち人間のコラボをした小説となっております。
色々バージョンがありますので、お楽しみください。
又、主人公の名前を自分の名前にして、【○○】の話を作ってほしいなど御座いましたら、
お知らせお願いいたします。
では、第一弾は「スペースマウンテン」です。
どうぞお楽しみください。
「宇宙とほし」
「うっはぁあ~!」
朝、目覚ましがなった。今日は東京ディズニーランドにインパするのだ。
「あ~っ!ついにこの日が来ましたよう!!ひゃっほう!」
私の名前は【祐子(ゆうこ)】。中2の普通の女の子。
今日は私の憧れの人【鳴樹(なりき)】と友達の【嵯智恵(さちえ)】&【直哉(なおや)】ディズニーランドにいくの。凄く楽しみだったのよ。
私は早速携帯を取り出した。
「・・・・・あ!嵯智恵?うん!久振り成♪うん・・。じゃあ、今すぐ家出るよ。うん!じゃね。」
『ピッ。』・・・・ふぅ~!よし!嵯智恵はすぐ出れるみたい!鳴樹と直哉君も連れて来てくれるみたいだし。
「あっ、早くしないと!」
私は駅まで走った。
「おまたへ~!」
へろへろのまま私はしゃがみこんだ。他の人はもう着いていた。
「あはは~!私たちも今ついたところだし、大丈夫だよ!」
嵯智恵は微笑んでくれた。
「そーそ。別に気にすることないよな~!」
嵯智恵の彼氏の直哉君もぽん、と肩をたたいてくれた。
皆が優しくてよかった・・・。私は心の中で叫んだ。
だか!!!!
「おせぇよ。」
冷たい鳴樹の言葉が突き刺さる。
「う”っ・・・・。」
「おっ!おい!鳴樹、謝れよ!」
「やだよ。行くぞ。」
直哉君の言葉も無視して、鳴樹は駅のゲートへと足を運んだ。
そしてなぜかピタッっと止まり、私のほうを振り向いた。
「へたれ・・・・・。」
ガーーーーーーン!!!最愛の鳴樹に・・・。そんなこと・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「まっ!ま・・・・・まぁまぁ^^気にしないほうがいいよ~^^照れ隠しだよ!ね?」
今の言葉をどうしたら照れ隠しになるんだよ・・。
「あ!もう時間が過ぎちゃう!早くいこっ^^」
腕時計も付いていないのに、右手首を見てあわてて私を引きずる嵯智恵。
そして、肌寒い雰囲気の中、私たちは電車に乗った・・・・。
『ガタンガタン』
でもやっぱり鳴樹が好き。嵯智恵に無理やり頼んで、鳴樹の席の隣にしてもらった。
席順↓
【鳴樹】 【祐子】【嵯智恵】【直哉】
「祐子・・。あのさぁ・・・。」
鳴樹が私を呼んだ。
「なーにー。」
半泣きしながら返事をする私。
「さっきさ・・・。」
あっ?!謝ってくれるの?!と思い、元気に返事をする私。
「ハイコレ。」
すっと鳴樹が差し出したもの。
それは・・・。
星型のアクセサリー!!!!!!!!?
どうして??????!!!!!
「今日、誕生日だろ?」
あ~!そういえば、今日誕生日だ・・・。
「うそぉっ?!覚えててくれたの??」
「いや。」
・・・・・・・・え??
「嵯智恵から。」
くるっと私が嵯知恵のほうを振り向くと嵯智恵は人差し指を口に当てて、
(鳴樹くんからっていわなきゃ!)とでも言いたそうな表情をしていた。
私は大きくため息をつきながらそのプレゼントを受け取った。
その瞬間、少しだけ私の指が鳴樹の手に触った。
「あっ!!!」
小さな声で囁くように言った。
そうしたら、鳴樹はそっぽを向いてしまった。
~①下に続く~